松田:そうです。SF映画としてのスケール感、スペクタクルな映像美を楽しみたければ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『イノセンス』です。この2作は哲学的にも深いところがあるので、いろいろな楽しみ方ができます。TVシリーズの『S.A.C.』は各話完結のエピソードなのでどこから見てもおもしろいし、シリーズの“引き”になっている「笑い男事件」を追いかけて、続けてみていく楽しさもある。『S.A.C. 2ndGIG』は『S.A.C.』よりもうちょっと連続性がつよくて、ラブストーリーの趣がありますね。