I.G史上ベストのアクション映像! 『border:2』 完成披露上映会レポート!

『border:2』の完成を記念して、11月18日(月)東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、完成披露上映会が開催されました。当日の舞台挨拶では、黄瀬和哉さん(総監督・キャラクターデザイン)、冲方丁さん(シリーズ構成・脚本)、竹内敦志さん(『border:2』監督)、松田健一郎さん(バトー役)、中國卓郎さん(サイトー役)と、石川光久さん(製作総指揮)が登壇し、作品に関するトークショーを行いました。


世界最速でのお披露目となった『border:2 Ghost Whispers』。改めて『border:2』について、石川さんより「この映像こそハリウッドや世界の実写がこのような映像を作れないか?と追いつこうとしている映像。今日、映像を観てそれが確信に変わりました。」と感想を話し、『border:2』は、Production I.G史上ベストのアクション映像と太鼓判を押しました。

黄瀬総監督からは、「まずは9課のメンバーを集めなくてはいけないというのが1番大きかったです。」と、今回の『border:2』の物語の位置づけを語り、冲方丁さんからは、今回のストーリー作りについて、「9課対9課。見たことがあるようでいて実は見たことのないものをピックアップしてシーン作りに加えました。例えば、バトーと素子が本気で殴りあったり、サイトーが素子を撃とうとしていたり、パズを踏みつける素子や、石川にジャックする素子など・・・。仲間同士で、今まで無かったシーンを組み込みました。」と、本作のストーリー面での見どころを紹介。竹内監督からは、本作の演出に関して、「バイクのシフトチェンジとなど、コンテの段階でリズムを刻むようにカットを作っていたのですが、黄瀬総監督との話合いで、ワンカットになりました。ワンカット処理にすればするほどワンカットの内容のハードルが上がるのでヒヤヒヤしました。」と、制作中を振り返りコメントしました。さらに、キャストの松田さん、中國さんは、バトーや、サイトー役を演じてみての感想や、アフレコ現場でのエピソードなど、普段は聞けない裏話を披露。

舞台挨拶終盤でのフォトセッションでは、義体メイクを施し、セクシーなコスチュームを着たモデルの乙幡沙希さんが登場。舞台に華を添え、大盛況のうちに、完成披露上映会は終了致しました。

なお、この完成披露上映会のトークパートの模様と、『border:2』冒頭8分の映像が、本日11月19日(火)20:00~より、YouTube公式チャンネルでの公開が決定!こちらの配信も、是非、お楽しみください。

<YouTube『攻殻機動隊ARISE』公式チャンネル> 
http://www.youtube.com/user/GITSchannel