イベント「電脳 CAST NIGHT」レポート!

 
 7月5日(金)新宿バルト9にて、バトー役の松田健一郎さん、トグサ役の新垣樽助さん、クルツ役の浅野まゆみさん、プロダクションI.Gの西村プロデューサーが登壇し、トークイベント“電脳 CAST NIGHT”が開催された。
先ずは誰もが気になるオーディションについての話題からトークがスタート。
新垣さん「オーディション時は、役名どころか作品名も伏せられていました。ただ、似てるなと(笑)“電脳”っぽいワードも出てましたし。」とのこと。実は先入観なしに、新しいキャストの演技を見極める為、オーディション台本は役名が仮名にしてあったそう。黄瀬総監督の意気込みの伝わるエピソードだった。
 続いてアフレコの話題では、松田さんが「坂本さんや新垣さんの演技を聞き、吹っ切れました。ものまねにならない自分のバトーに入っていくことが出来ました。」と語り、アフレコ現場での役者同士の裏話に観客の皆様も興味深げに聞き入っていた。
 それぞれの配役に対するイメージは?という質問に対しては、
浅野さん「クルツのイメージは、ドミノを着々と並べている人。」と語り、今後の展開を予感させるような意味深な例えで含みを持たせた。
その後は恒例のプレゼント抽選会も実施され、満員のお客様と一緒に上映最終日の夜を盛り上げた。

月刊ヤングマガジン第8号に士郎先生のARISE企画仕様書が登場!


画像は7月10日(水)発売の月刊ヤングマガジン第8号に付いている『攻殻機動隊ARISE』の企画仕様書の一部。
本編で使用されているものとは異なりますが、プロダクション・アイジーさんからの発注に応じて士郎正宗氏が作成されたもの。

『企画仕様書に入る絵は「設定」ではなく「印象」だから、既存キャラは大体それで問題ないのだ。
サイトーの髪は文字或いは模様(入れ墨)にしたかったがアニメで動かす事が難しくなるのを避けてあれこれ検討しているうちにこうなった(陳謝・苦笑)』
(月刊ヤングマガジン第8号ポスター裏面より引用)

コラボレーション特別対談 攻殻機動隊ARISE製作総指揮 石川光久 × PACIFIC RACING監督 神野元樹

コラボレーション特別対談
攻殻機動隊ARISE製作総指揮 石川光久 × PACIFIC RACING監督 神野元樹

攻殻機動隊ARISE製作総指揮 石川光久とPACIFIC RACING TEAM監督 神野元樹が、
SUPER GT×攻殻機動隊ARISEのコラボレーションについて語ります!

http://www.youtube.com/watch?v=A09qLKHaGUE

攻殻機動隊ARISE製作総指揮:石川光久
PACIFIC RACING TEAM監督:神野元樹
PACIFIC RACING TEAM広報:MOCO

攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain 電脳I.G NIGHTレポート

6月28日(金)新宿バルト9にて、黄瀬和哉さん(総監督・キャラクターデザイン)、むらた雅彦さん(監督・絵コンテ)、西尾鉄也さん(作画監督・サブキャラクターデザイン)、石川光久さん(製作総指揮/プロダクションI.G)、MCにアニメライターの小林治さんを迎え、トークイベント・電脳I.G NIGHTが開催された。


序盤に司会の小林さんより、「border:1」何回観ましたか?というアンケートがあり、何と既に3回以上劇場に足を運んだという方も・・・濃い内容が期待されつつ、トークがスタートした。
製作総指揮の石川さんは、「border:1」の制作時のエピソードの一つとして、制作が切迫していた状況下で、実は黄瀬総監督が作画監督の西尾さんの補佐としてフォローに回っていたことなどを明かし、会場を驚かせた。
それぞれのお気に入りポイントの紹介ではむらた監督より、電脳空間の描写についての解説があり、素子が膝を抱えているのは、“脳”をイメージしており、3Dと作画を使い分けていたり、電脳ウィルスに感染しているのもイメージとして描いているとのことだった。


全てのシーンが細部にまで拘って練り上げられていることをあらためて実感し、再度本編を見返したくなるようなトーク展開となった。
最後に今後について西尾さんより、「エピソードごとにスタッフも代わっていきます。フィーリングに合うエピソードがきっとあるので、引き続き注目してください!」
黄瀬総監督より、「border:1をもう一度、ご覧になって、今日のトーク内容を再発見して下さい。(先の石川さんの話を受け)border:2では今度は西尾君に助けてもらっている。早速売った恩を返してもらっちゃっている(笑)」とあり、笑いと共に締めくくった。