日本で最も人気を集めるレースシリーズ、SUPERGTの第4戦が7月27〜28日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、PACIFIC RACINGの#9「NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ」(密山祥吾/横幕ゆぅ)は、予選18位からスタートし終盤の雨と大混乱の中最後まで走り切り、21位で完走を果たした。
神野監督、密山祥吾&横幕ゆぅ両ドライバーからレース後のコメントはこちら!
神野元樹監督
「前半ドライコンディションでの密山選手の走りは安定していて、ずいぶんクルマが仕上がってきたなと感じました。後半の横幕選手のスティントではあいにくの天候となりレース展開も大荒れとなりましたが、そんな難しい状況でも無事クルマを壊すことなく完走してくれたことは大きいです。次は地元の鈴鹿です。3人目のドライバーも交渉中ですので、ぜひ入賞を目指したいと思います」
密山祥吾
「序盤数台をパスしてからも同じようなペースで走ることができて良かったと思います。ただ予選順位があの位置なので前の車両とバトルできるようになったのはいいのですが、どうしても中団から後ろという順位から抜け出せない状態です。まだまだ発展途上なので、クルマもチームも全体的に速くしていく必要があると思います」
横幕ゆぅ
「雨はスリックタイヤでは走れない状態でしたが、タイヤを交換してからは雨脚も弱まったので、インターがベストなコンディションでした。レインタイヤは走り出して7周ぐらいでグニャグニャとグリップしないような状態で、コース上ではいろんなアクシデントもあったし、今までに経験した中でも一番難しいレースでした。無事に走りきれましたし、これからもきっとチャンスはあると思うので頑張っていきたいと思います」