Photo by 本田ゆか / Yuka C. Honda
*素子フィギアと2ショットの写真を撮って下さいとフィギアをショーンのいるN.Y.に送ると、
エンパイアステートビルと並べて撮影してくれたお茶目なショーン
『border:3 Ghost Tears』が、いよいよ6月28日(土)より全国にて上映開始。
また1989年(平成元年)、『攻殻機動隊』がヤングマガジン海賊版(講談社刊)にて連載を開始して25年――。そんなアニバーサリーイヤーにスペシャルなコラボレーションが決定いたしました。
シリーズを通して音楽を担当しているのは、コーネリアス。
border:1はsalyu × salyu、border:2では青葉市子とコラボレートしたエンディングテーマで『攻殻機動隊』の新しい世界観を作り出し、最新作『border:3 Ghost Tears』では、
海外から一流アーティスト ショーン レノンの参加が決定しました。
彼自身子供の頃から日本アニメに親しんでおり、実はもともと『攻殻機動隊』の大ファン。
今回、小山田さんもそれを知ってのオファーでした。ショーンとコーネリアスはオノ・ヨーコ率いるプラスティック・オノ・バンドで共に活動するなど親交は深いが、コーネリアスが作った曲に自身が作詞をして歌唱するのは初めて。さらには日本製作の映画の楽曲に携わるのも本作が初となります。
楽曲作りは、コーネリアスが作ったメロディーに、ショーンが歌詞を書き上げるという役割だったそうだが、コーネリアスから映画の脚本について説明を受け、「サイボーグの話だけれど、ストーリー自体はロミオとジュリエットのような悲しいけれどとても美しい話だと思った」とイメージが出来たことがとても歌詞作りに役に立ったとのこと。
エンディングテーマタイトルは「Heart Grenade」
5月24日から劇場上映される予告編で世界初解禁される。悲しくも美しい独特の世界観で彩られた楽曲にぜひご期待下さい。
<ショーン レノン コメント>
「Heart Grenade」を最初に聞いた時は、彼の作ったメロディーはとても洗練されていて、歌詞をのせるのはむずかしそうだな、と少し懸念した。圭吾は、『border:3 Ghost Tears』が、殺しを依頼された男が、その標的であるサイボーグ(義体)と恋に落ちるストーリーだと話してくれた。そのテーマに隠された内容がとても印象的で、すぐにインスピレーションが湧いて来て、それからはとてもスムーズに詩ができていった。脚本を読んで、人が造る“サイボーグ”の命、感情、権利等の概念は、現在、そして未来においても、しっかりと向き合わなければならない重要な問題だと思った。命とは何なのか、本当の意識とは何なのか…僕たちは、真剣に考えなければならない。だからこそこの物語のテーマは、とても深遠で興味深いと思った。
そもそも僕は、日本のアニメーションが大好き。『攻殻機動隊』も、最も好きな作品の一つだ。周りにいるアメリカの友人たちも『攻殻機動隊』は大好きで、僕がこの作品の音楽を担当することをとても喜んでくれているよ。
*日本のファンへのメッセージ*
圭吾といっしょに作ったこの曲を聴いてくれて感謝している。歌詞を一生懸命作ったので、楽しんでもらえるとうれしいです。ありがとう。ショーンより
<コーネリアス コメント>
ヨーコさんのLIVEでロンドンに行ったときショーンと近況を話していて、『攻殻機動隊』の話をしたら彼がファンだというので、参加してもらったらいいかなと思って昨年の夏、誘ってみました。
以前からYoko Ono Plastic Ono BandやChimera関係で一緒に演奏する機会は多かったのですが、自分の曲で歌ってもらうのは初めてです。
彼は元々『攻殻機動隊』を知っていたので、世界観を良く理解した歌詞を書いてくれました。
今回はラブストーリーですから、ショーンのスウィートな歌声がマッチしていると思います。
[アーティストプロフィール]
●ショーン レノン
現在までに50作を超えるアルバムにアーティストとして参加、また6作の映画音楽を書き下ろし、さらにはCDや本のカバーイラストや、デザイン等も手掛けるマルチアーティスト。2009年には、“キメラ・ミュージック”(Chimera Music)という名前でレーベルを立ち上げ、“チボ・マット”はもちろんのこと自身の作品や、オノ・ヨーコと共同プロデュースした“ヨーコ・オノ・プラスティック・オノ・バンド”のアルバム2枚も、同レーベルよりリリース。最近では、シャーロット・ケンプ・ミュールとのデュエットバンド“ザ・ゴースト・オブ・ア・セイバー・トゥース・タイガー” (THE GOASTT)、ディアフーフのグレッグ・ソーニアとのユニット“ミスティカル・ウェポンズ” (Mystical Weapons)での活動、映画「オルター・エゴ」のサウンドトラックの制作、ショーン自身の監督によるドキュメンタリー映画の制作等など、多彩なアーティストとしての活躍が、世界中の注目を浴び続けている。
Sean Lennon official site http://seanonolennon.com/menu.htm
Chimera Music official site https://chimeramusic.com
●コーネリアス Cornelius official site http://www.cornelius-sound.com/
[販売]
FlyingDog official site https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/